鞍陵会(旧制鞍手中学校同窓会・福岡県立鞍手高等学校同窓会)
会長の挨拶
◆ ◆ ◆ 令和 4年度 ご挨拶 ◆ ◆ ◆                         
永富会長写真  風薫る季節とは言え、いまだ新型コロナウイルス感染が高止まりする中、
厳しい経済や社会活動に翻弄され苦しい生活を強いられている多くの人々
が、懸命に前を向こうと奮い立っている折に、ロシアによるウクライナ侵
攻に伴い人道的・経済的なダメージが増幅し日常生活はさらに脅かされて
います。

 しかし、同窓生の皆さん元気ですか!!

 私たちは鞍手高校に学ぶ機会を得て、百有余年に及ぶ長きに渡る歴史や
伝統に基づく人間力を知らず知らずのうちに鍛われ研かれて来ました。

 それは、校訓である『質実剛健・自学自習』であり、校是である『たく
ましき前進者たれ』によって培われて来た不屈の闘志であり精神なのです。
何事にも屈せず、決して逃げることなく、諦めることなく、常に前を向いて
生き抜いていくカが備わっているのです。

 私は『試練は 使命への通過点』だと考えています。したがって逃げずに諦めない限り乗り越えて行ける
ようになっていると信じています。
 自信とは『自らを信じる』と説いています。
 自信がないとは実力がない、資質がないのではなく自分を信じる勇気がないだけなのです。

 試練や困難に直面し対峙することは大切です、しかしそのままでは膠着してしまいます。受け止めて受け
入れることで、視野は広がり心が解放された刹那.もうずでに乗り越えているのです。

 新型コロナウイルス感染症は、もう3年に及びます。いまだ収束のめどは立ちませんが社会活動や経済
活動を止めるわけにはいきません。
 何故なら、著しい被害を被ることとなり、経済や生活に支障をきたせば、国は立ち行かなくなります。

 身近な人の感染が拡大する中、これよりは感染対策に盤石を期すも感染者対策に重きを置いて社会や
経済を回していかねばなりません。

 地域では、少しずつ就学への対応も進んでおり、予供たちの家庭環境も踏まえしっかり支えていかなけ
ればなりません。

 また、鞍陵会総会ならびに鞍陵祭は昨年、一昨年と中止とさせていただきましたが高校44回・69回生
吉野実行委員長、高校45回・70回生 古野実行委員長をはじめとされる実行委員会の皆さまには、
開催に向け過去経験のない非常時での対応に大変苦慮され辛い決断に迫られご苦労をおかけしましたが、
同窓生として完璧で責任ある対応をしていただき感謝に堪えません。
 心からの御礼を申し上げます、ありがとうございます。

 本年は当番幹事高校46回・71回生 松尾実行委員長のもと、コロナ過での開催に向け厳しい判断と
決断に迫られる中、日々奮闘されています。

 実行養員会の皆さんの努力に応えるためにも、8月6日土曜日3年振りに鞍手高校グランドでお会い
できることを楽しみにしています。

 まだまだ奮闘は続きますが、同窓生の皆さま、ご家族の皆さまのご健勝と弥栄を強く願いながら結びと
いたします。 


令和4年(2022年)5月吉日  鞍陵会 会長 永冨 政英

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