井藤校長先生の後を引き継いで、第２９代校長に着任した花岡俊彦でございます。
歴史と伝統ある鞍手高校で勤務できますことは、大変嬉しく、また誇りに思うところでございます。
去る４月７日には第６５回入学式を挙行し、２７２名の新入生を迎えました。一日も早く鞍校生としての自覚と誇りを身につけ、たくましき前進者に成長してほしいと思います。
さて、本年度の取り組みとして、ＳＳＨ（スーパー・サイエンス・ハイスクール）と学校施設についてご報告いたします。
本校は本年度、文部科学省よりＳＳＨの指定を受けました。ＳＳＨは、国からの支援を受けながら先進的な理数教育を実践する事業ですが、本校では理数教育にとどまらず、生徒の語学力、コミュニケーション能力、課題解決能力などの向上にも積極的に取り組んでまいります。
学校施設に関しては、老朽化と耐震性不足のため使用禁止としていた旧体育館（第２体育館）を始め、旧武道場・研修棟・部室棟を本年度中に解体いたします。教室棟の工事等を今年度中に、特別教室棟の改修等を２年間かけて行うこととなりました。しばらくの間は、生徒諸君に不自由を強いることになりますが、できる限り教育活動に支障がないように対応してまいります。
平成２９年の創立百周年に向けて、本校がさらに飛躍・発展しますよう、職員一同、一丸となって努める所存です。本年度も、母校鞍手高校に対する皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
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