鞍陵会(旧制鞍手中学校同窓会・福岡県立鞍手高等学校同窓会)
会長の挨拶
◆ ◆ ◆ 平成29年度を迎えて ◆ ◆ ◆                         
永富会長写真
   同窓生の皆様、いよいよ鞍手中学・高校創立百周年の年を迎えました。
 皆様には、気持ちも新たに新しい年度をお迎えのこととお喜び申し上げます。
   鞍高の桜の開花も、今年は例年より少し遅く、第72回生の入学式の日に
 ちょうど見頃となりました。大いなるかな自然の力、まるで母校百周年を鞍陵
 の丘に根を張った草木たちが諸手を挙げて祝ってくれているかのような光景
 でした。
  本校では、平成24年度に科学技術系の人材育成を目的として指定された、
 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業が、昨年度末をもって終了いた
 しましたが、5年間の成果が認められて、今年度から更に5年間の二度目の
 指定を受けることが決定し、既にスタートしております。
   一期目の指定では、先生方や生徒諸君にとって、海外研修や筑波研修、
 大学訪問など様々な環境で学ぶことの新鮮さや、課題研究やその発表会の
 ようにじっくりと時間をかけて知的好奇心を満たすことの奥深さ、小中学生を
 対象とした実験教室のように地域に向けて発信し続けることの大切さなど、
 様々なことを体験できた貴重な期間ではなかったかと思います。二期目の取り組みの更なる充実と発展が期待され
 ます。
   一方、平成27年度から始まったスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業も、今年度で3年目を迎えました。
 グローバルリーダーの育成を目的として意欲的な活動が展開されて来ましたが、海外研修や京都研修、大学訪問や
 フィールドワーク、アクティブラーニングの手法を用いた指導、プレゼンテーションやディスカッションの訓練、これらを
 通して、国際社会でグローバルな活躍ができる人材が着実に育っています。7月には、これまで研究してきた「地域
 活性化」や「フットパス」についての成果を発表する中間発表会を兼ねて、筑豊地区の高校生にも呼びかけた「筑豊
 会議」を主催することが決定しています。
  今年度、SSHとSGHの両方に指定されている高校は九州では本校だけであり、このことは、福岡県の教育界を
 牽引するリーダーとして、本校が文部科学省や県教育委員会を始めとする多くの関係機関から評価され、期待され
 ていることの表れであると言えるでしょう。まさに創立百周年を飾るに相応しい母校の躍進ぶりであると、感無量で
 あります。
  「新しき世紀を創る、鞍高百年」の合言葉のとおり、これからも新しい教育の創出と創造に向け、その歩みをしっ
 かりと歴史に刻んで行ってほしいと心から願うものです。
   さて、同窓生の皆様には、旧体育館や武道館、多目的小ホールの耐震不適による解体に伴う代替施設と、かね
 てより要望のあった講堂併用の多目的アリーナの建設を、記念事業として決定していただき、事業費としての募金
 に総力を挙げ、全力で取り組んでいただいておりますことに深く敬意を表し、謹んで感謝を申し上げます。
   加えて今年度は、学校ホームページやポスター・チラシ等でも紹介しておりますとおり、冠に「百周年記念」と銘打
 った学校行事や記念行事が目白押しです。4月には、高校24回卒業生で九大医学部附属病院副院長を務めてお
 られる中西洋一氏を招聘しての「百周年記念講演会」や、本校と同じく創立百周年を迎える田川高校との「百周年
 記念野球大会」を、5月には吹奏楽部が近隣の中学校を招いて協演する「百周年記念演奏会」を予定しています。
 6月の鞍高祭や9月の大運動会など学校行事も大々的に行われる予定です。10月には「百周年記念式典」並びに
 「百周年記念祝賀会」を挙行することになっています。
   皆様には可能な限りお運びいただきまして、各行事の盛会にご協力いただければ幸甚に存じます。
   輝かしい創立百周年を皆様と共に迎えることに感動し、百周年以降も本校が地域の拠点として輝き続けるよう
 祈念申し上げ、年度当初のご挨拶とさせていただきます。

平成29年(2017年)4月吉日  鞍陵会 会長 永冨 政英

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